マイクロソフトAccess改修

マイクロソフトAccessとは、Microsoft社が提供しているデータベースソフトです。
エンドユーザーコンピューティング(エンジニアでなくても開発できる)の位置付けながら、充分に実務に耐えうる業務アプリケーションを開発可能で、中小企業の基幹業務から、大企業のユーザー部門まで、規模や業種を問わず広く利用されています。

無料でダウンロードできるAccessランタイムをインストールすると、有料の製品版Accessが無くても、Accessで作成したアプリケーションを実行できます。

弊所では、Accessで作成されたアプリケーションの改修にも対応しています。

mdb形式(Access97、Access2000、Access2002-2003データベースで使われていた形式)には対応しておりません。

Accessのアップサイジング

Accessのアップサイジングとは、Accessのデータベース(ローカル)をSQL Serverのデータベース(リモート)に移動・変換することです。
パフォーマンス、動的バックアップ、セキュリティ、排他制御の面でメリットがあります。

既存Accessアプリケーションの作りにも依りますが、弊所ではリンクテーブルを使わない方法をご提案しています。 ODBC接続パススルークエリを使うので、クエリはサーバ側で処理され、SQL Server以外のRDBMS(Oracle、MySQL、PostgreSQL等)にも対応、Webアプリケーション連携を強化できます。
例えば、支店のAccessアプリケーションで入力したデータを、本部のWebアプリケーションやBIツールで集計・分析するといった活用で、これはAcesss関連で弊所が最も多く手掛けるソリューションです。

近年のクラウドネイティブ化の流れを受けて、データベースを社内のSQL Serverに置かず、クラウドのAzure SQL Databaseに置くことにも対応しています。

ACCDE形式の場合

ACCDE形式とは、フォームやレポート等の編集ができないAccessアプリケーションの形式です。
業者が納品したAccessアプリケーション(=内製ではない)で多くみられる形式ですが、VBAで書かれたソースコードの編集もできないため、改修を弊所でお請けすることはできません。 ACCDE形式かどうかはファイルの拡張子で判別できます。

ソースコードを編集できるか確認するには

(画像クリックで拡大表示します)
先ず、[Shift]キーを押しながらAccessアプリケーションを起動します。
このとき、完全に立ち上がるまで[Shift]キーを押しておく必要があります。
左側にテーブル、クエリ、フォーム、レポート等が一覧で表示されていれば成功です。
さらに、[Alt]+[F11]キーを押し、ソースコードの編集画面になることを確認して下さい。 パスワードを聞かれる場合、そのパスワードが分からないと弊所では修正できません。

開発の流れ

Step1お問い合わせ
まずは、お問い合わせフォームにて、お気軽にお問い合わせください。
Step2ヒアリング・見積り
業務範囲・納期など全体的な内容をお伺いし、お見積りとなります。
Step3ご契約・発注
発注に際して必要な契約(当事者間の合意)を行い、開発に着手します。
Step4検収・納品
成果物をご確認いただき、納品となります。
納品月の末締めで請求書を発行しますので、翌月末にてご入金願います。

業務委託契約について

ご要件が明確で、かつ小規模なシステムの場合、請負契約または、成果完成型(改正民法)の準委任契約で対応します。
この場合、成果物の納品後に請求書を発行します。

ご要件が明確でない場合、規模の大小に関わらず履行割合型(改正民法)の準委任契約で対応します。
この場合、提供した労働時間を基準に請求書を発行します。根拠となる作業報告書、成果物は提出します。

要件定義と設計を履行割合型の準委任契約、製造(プログラミング)を請負契約、というようにフェーズごとに支払方法を変えることも可能です。(システム開発の契約では珍しくありません)